電気機関車EF200形式 [鉄道]
【実車】長大編成をぶら下げて関ヶ原を駆け上がるためにJR貨物が発足後最初に自社で設計製作した強力機関車。当代最新のVVVFインバータ制御でEF66のざっくり1.5倍の6000kWを得て1990年に登場。しかし。
消費電力が大きすぎて変電所が対応できないというお粗末な状況に陥り、最高出力を発揮できないまま余生を過ごすこととなった悲運の機関車。製造は21両で打ち切られ、以降は別掲EF210形を製作。
消費電力が大きすぎて変電所が対応できないというお粗末な状況に陥り、最高出力を発揮できないまま余生を過ごすこととなった悲運の機関車。製造は21両で打ち切られ、以降は別掲EF210形を製作。
以降、最も重量の大きな1300t列車を牽引し、東海道・山陽筋を東上西下。令和となりEF210が充分に生産されたこと、30年を経て各種電気部品が手に入らなくなってきたことから順次廃車。使命を全うした。試作機の901号機が生まれ故郷の日立製作所で保存、10号機がJR貨物広島に置きっぱなしになっているが、どうするのかな?名古屋駅で新幹線を待っているとコキ100ひっさげて颯爽と走って行く姿をよく見た。ただ、駅を通過中なのでたいていノッチオフの惰走状態だから「音」的にはイマイチ。
【模型】模型はKATO。1度リニューアルされている。ごん太の部材で組まれた足回りなどスマートな造形ながら力強さがあってよろしい。フライホイールがでかいので引き出し・停止などミリ単位でコントロールできる。このくらいの性能がスタンダードであってほしい。
【運用】コキ100またはタキ1000ぶら下げてちょくちょく走る。ウチじゃいつまでも主役よ。
2022-06-11 15:58
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