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特別急行「さくら」(14系特急型寝台車) [鉄道]

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【実車】1923年、東京-下関間に運転する特別急行の設定に合わせ、時の鉄道省が愛称名を公募、トップ3が「富士、櫻、燕」であった。このうち列車番号3(下り)4(上り)の1,2,3等車連結の列車に使われたのが「櫻」である。その後戦争を経て1959年、東京ー長崎間に設定された寝台特急「さくら」として定着した。なお「さくら」は長く東京発寝台特急で最も早く出発(16:00)するため、列車番号1を与えられていた。
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さて寝台特急用の客車は長く20系であったが、1970年代に入ると戦前の規格を基本にしている同系寝台は狭く、また、寝台のセットと解体は走行しながら人力で行うので、応じた人員の確保と輸送が難しくなってきていた。更に、列車を分割(「さくら」の場合、長崎行きと佐世保行きを途中肥前山口(→江北)で分割併合)して複数の行き先へ走らせる場合、電源車で全ての照明と空調を賄う20系ではそれぞれの編成に電源車が必要になり、これのつけ外しも必要になるなど煩雑になってきていた。これらはモデルチェンジの契機となり、1970年、後に「ニューブルートレイン」と呼ばれる14系寝台車を開発、当時の急行「瀬戸」などで試用の後、1972年より「さくら」など分割を行う寝台特急で使用開始された。本系列の特徴は寝台の拡幅(52→70cm)、3段寝台の中間2段目の自動昇降化、電源はスハネフ14床下からのエンジン発電機による供給へ変更……等である。ただ、「寝床の下にエンジンがある」のはどう防音・防振を頑張っても就寝の妨げであることには変わりなく、スハネフ形式の寝台の販売は「極力避ける・最後にする」という苦労もあったと聞く。2016年、急行「はまなす」の廃止により使命を全うした。門司駅の「九州鉄道記念館」などに幾らか保存車がある。

【模型】模型はTOMIX。2023年リニューアル発売品に中古のハネを拾ってきて土日鉄道オリジナルの10両に組んで「栄光の1レさくら」としている。40年にわたり改良されながら販売されているので、室内のハシゴの表現など申し分ない。
【運用】土日鉄道のブルトレは長く24系のみだったのでよいバリ展。ロクゴやナナロクに牽かせて朝焼けや夕闇を疾走。


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今月は名鉄 [鉄道]

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並べまして。


走らせます。過半を占めるGM製を全てコアレスモータ動力にしたので「動かない」事象は解決。

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駅前は鉄ビュースポット。遠い日の越谷駅でコレやってたらDRCのウテシが手を振ってくれたわ。

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