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有蓋車ワキ5000形式 [鉄道]

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【実車】1965年登場。基本的に別掲ワキ10000の車体+コキ5500の台車。古いワキ1やワキ1000を置き換えた。最高速度85km/hで1515両製造。側面は全部開けることが出来、パレットに積まれた荷物をフォークリフトで積み下ろしできる。JRに1300両余が承継されたがコンテナ輸送に移行。事業用とされた数両も2020年までに廃車され、現存しない。

【模型】模型は初期型をプロトタイプとする丸い屋根の方がKATO。角張った方がトミックス。どちらも昭和50年代から存在する息の長いモデルであるが、トミックスの方は香港製で現在は生産していない。但し別掲の通りワキ10000は作っているので、現行水準での発売が考えられる。

【運用】

適当。ただ平成の早いうちに淘汰されたのでJR設計の銀色電車とはあまり合わせない。


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オハ35系客車 [鉄道]

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(オハフ33・戦後型)

【実車】1939年鉄道省。以降戦後1949年まで製造されたスハ33650形(→オハ35)を基幹形式とする客車群で総数2821両。基本的には1世代前に当たるスハ32系の窓を広くした構造。戦前形はTR23形台車を使用し、妻面は丸みを帯び、比して戦後車はころ軸受のTR34と食パンのようにスパッとカットされた妻面が特徴。なお別掲の寝台車マロネ40・41も設計・構造上の系譜としてはオハ35系戦後型の派生という形になる。
登場直後は「新車」ということで特急にも使用されたが、戦後は主として普通・急行用に充当。全国津々浦々で東京直通の長距離輸送から短編成の地元ローカルまで幅広く使われた。時代が時代の故におおむね廃車されたが、大井川鐵道にSL列車用として譲渡された車両が生き残ってはいる。なお大井川で乗っているが、車内は立ち席詰め込みで乗客がひっきりなしに喋り、車掌もノンストップでアナウンスし仕舞いに歌まで歌い出すなど「オハ35の乗り味」の記憶は全くない。

【模型】模型はTOMIX・KATO。Nゲージの35系は遠く昭和50年代にトミックスが1両800円のお手軽価格で模型化。以降スタンダードとなっていたが、室内灯が取り付けられない等仕様が陳腐化。21世紀になってリニューアルされている。KATOは90年代に登場し、双方とも戦前・戦後・戦後もキノコ屋根と切妻と細かくバリエーション展開。

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(キノコ屋根。スライスされたマッシュルームに似ているから)


ただ両社から出ているのは座席車だけで、マロネ41の更新車のみはKATOがあるが、マロネ40はマイクロエース、オロ36はハセガワMODEMOのみと偏りの多い展開。SL出すならその辺も出せよなぁ。

【運用】適当。メインは電車化前の湘南列車とか、北陸本線の旧客鈍行あたりか。


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無蓋車トキ25000形式 [鉄道]

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【実車】タンクコンテナ載ってるが、スッカラカンじゃ寂しいので載せているだけで実車でこんな運用はない。
1961年より生産開始された「耐候性高張力鋼板」を使用した全鋼製車体の無蓋車で、戦前設計のトキ15000の置き換えと無蓋車増備の目的で製造。自重を軽減しつつも積載量をアップする工夫がなされている。当初石炭などのばら積み貨物や原木輸送を目的に、変形バージョンで亜鉛の塊輸送用にフタの付いてるトキ23900がある。模型を見ると床板に長い棒のようなレリーフが見えるが、これは荷物の位置ずれ防止用に埋め込まれた木の柱で「荷摺木」(にずりぎ・にずりき)という。ぺったんこの鉄板だと滑るわけだ。4500両が製造されたが、令和の今を生きるのは事業用に改造された10両ちょっとと、「トロッコ客車」に改造された数えるほど。

【模型】模型はKATO。1980年代にトミックス製品とほぼ同時期に登場。ただトミックス製は簡略化が目立ち、香港製ということもあって選択肢からは外れた。なおこの頃のKATOの貨車は品番にA,Bと付けて印刷する車番を変えるという試みが成されていたが、AとBの発売間隔が開きすぎて、大量に欲しい人は出た方を買ってしまい、後から出た方が不良在庫というパターンをよく見た。

【運用】適当。


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