コンテナ車コキ5500形式 [鉄道]
【実車】コンテナ輸送という形態は戦前から試みられていたが、戦後に5tコンテナを高速輸送する方針が打ち出され、1959年、「長物車」のグループとしてチキ5000形が登場、1962年に改良型として登場したのがチキ5500で、1965年に「コンテナ車」というカテゴリが設定され、コキ5500形となった。当初5tコンテナ5個積み(のち4個積みに改造)とし、最高速度は85km/hが許容され、現在のコキ100系フレートライナーの先駆けとなるコンテナ専用列車「たから号」などに従事した。グループ合計で3100両以上が製造されJRにも2000両以上が継承されたが、国際共通規格ISOコンテナ対応のコキ100系などの登場を受け、令和の声を聞くことなく線路上から姿を消した。
【模型】模型はトミックス。Nゲージのコキ5500はKATOがコキフ10000の台枠の塗り替えという簡易な方法で、トミックスが香港製でいずれも昭和50年代より存在。本製品は21世紀になって現行水準で再発されたもの。土日鉄道ではこれ1両の存在で「たから号」には組まず、一般貨物列車にコンテナ1両、みたいな感じで組み込んでいる。
【運用】適当。
2024-04-28 17:10
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