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電気機関車EF15形式

EF15.jpg

【実車】1947年、終戦と共に増大した貨物輸送に対応するために製造。大量生産が見込まれたため標準化がなされ、別掲旅客用EF58と多く共通の設計で、基本的にはギア比をトルク寄りに変えただけ。202両が製造され国鉄末期の1987年まで運用された。軸配置1C-C1。総出力1950kW、最高速度75km/h。黒磯~下関間の直流電化区間ほぼ全域で用いられ、貨物用だが力持ちを生かして上越線では峠越えの旅客列車にも本機が抜擢された。越谷住みだったので武蔵野線で長々連ねた黒貨車を黙々と引っ張る本機をよく見た。なお、写真の後ろ「急行便」表記の貨車群は1950~65年の間だけ存在した「小口急行便」仕様。これは今の宅配便における「集配センター間の大型トラックによる大量輸送」を専用に受け持った貨物列車のことで、本機の性能いっぱいを活用した事例といえる。

【模型】模型はKATO。NゲージのEF15は遠く昭和にエンドウ製が存在したあと、トミックス、KATOから出ていずれも廃盤、本機は2010年代に入ってKATOから発売された三代目。まぁ太くてゴツいわ。カプラーも無駄に長いし、なにせKATOのくせに走行性能が良くない。メカロスが大きいらしくフライホイールの意味なし。

【運用】東海道モードでは上記急行便の貨車など。武蔵野線モードでは黒貨車連ねて黙々走行。


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