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蒸気機関車9600形式 [鉄道]

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【実車】1913年鉄道院。別掲「8620」と共に「大正の名機」として知られ、実際1976年の「本当に最後まで動いていたSL」が本機である。愛称は「キューロク」。ボイラー圧力12.7kg/cm2、軸配置1D(コンソリデーション)、動輪径1250mm、定格出力870ps、最高速度65km/h。770両が作られ、全国で貨物牽引、勾配線区では客車牽引にも使われた。ちなみにSLの動力はシリンダから両サイドの鉄の棒(ロッド)を押したり引いたりして動輪を回すのであるが、日本のSLでは唯一、本機だけは左側のロッドが右側より1/4回転先に回る(位相が90度先行しているという)。腕を回して本機の走りをマネするときは左腕を1/4回転先にずらして動かすこと(人体は左右で90度ずらすのはかなり難しい)。

【模型】Nゲージのキューロクは太古、「エンドウ」が全金属製というはっちゃけた仕様で出したことがあったが、活発に模型化されるようになったのは、「マイクロエース」が有井製作所のブランドに変わってからで、トミックスの黒歴史の他、KATOからも登場した。土日鉄道に現役であるのはKATO製で、スケールは「ほぼ」1/150。じゃこじゃこうるさいがその方が雰囲気あって良い。

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【運用】ずんぐりむっくりが黒貨車連ねてじりじり走る。これぞキューロク。


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