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蒸気機関車D51形式 [鉄道]

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【実車】1935年鉄道省。愛称「デゴイチ」として知られるが、実は「でこイチ」で、一つ前の形式D50が「でこマル」だったから、とも言われるが今更どうでもいい。ボイラー圧力14kg/cm2、軸配置1D1(ミカド)、動輪径1400mm、定格出力1280ps、最高速度85km/h。軸配置のアメリカ読みが「ミカド」だが、これは「帝」で日本オリジナルの軸配置だったらかという(スペインの機関車にミカドと呼ばれる奴がいる)。なお、国鉄制式のアルファベットは動輪……すなわち回転動力を有する車軸の数を言う。C形は3軸でD形の本機は4軸だ。少ない方では「B20」があり、多い方では「E10」という機関車が存在する。さておき、貨物用で戦時輸送に大量に必要であったこと、根本的に力強くて使いやすい機関車であったことから山岳線区を中心に旅客用にも用いられ、実に1115両が製造された。もちろん、最多の記録で、ゆえにどこにでもいるデゴイチと親しまれた面もあろう。令和の現在「オリエント急行’88」運転という華麗なる舞台で復活を遂げた498号機と、梅小路にいて「SLやまぐち」牽引用に整備された200号機が活躍中である。

【模型】模型は昭和50年代からKATOが模型化し、土日鉄道にも2台いたが、小型モータで正確にスケールダウンされた498号機が21世紀になって登場、乗り換えた。追って重連(というか、八巻ループの登坂補助用)に標準仕様を追加している。

【運用】498号機は現行観光運転仕様のピカピカ塗装だが構わず黒貨車からオリエント急行まで色々引かせている。ただしゴム軸が1軸だけなのでトミックスのC61より非力である。


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