キハ７１系「ゆふいんの森」

【実車】１９８９年登場。「特急」すなわち特別急行であり、速達サービスが本来の使命であろうが、当系列で運転される特急「ゆふいんの森」は博多から熊本より久大本線に入って九州を横断し湯布院・大分・別府に至るルートであり、「観光」メインの「乗った瞬間からリゾート気分を味わえる」ゆったり旅に主眼を置いている。車両はキハ５８・６５など国鉄急行形の改造で、車体だけハイデッカー（高床）構造のものを新製、キハ７０－１にビュフェを備える。2003年にキハ２００に近似のコマツ製エンジン＋つめクラッチに載せ替えたが、最高速度は９５キロに据え置かれた。まぁ、速度は度外視だからええやろ。

【模型】模型はトミックス。マイクロエースも同時期に発売され、そちらの方が正面ワイパーのブレードなど、ディテールは作り込んであるのだが、動力機構の保守性がねぇ。なお、本物は博多でチラ見したことがある程度なので、どっちが似てるか、までの知見はない。

【運用】JR九州モードでのんびり走行。でも、それがいい。

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