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キハ200系 [鉄道]

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【実車】JR九州が1991年にデビューさせた大出力高速気動車。JR東日本、キハ110等とともに、鈍重で古くさい国鉄形ディーゼルカーのイメージを一新した。エンジンはコマツ製 DMF13HZAでインタークーラ付きターボチャージャを搭載し450PSを発揮。キハ20系等が180PS、40系が220PSであるから比較にならぬ。変速機はつめクラッチ式を採用し、最高速度110km/h。ブレーキは電車同等の電気指令式空気ブレーキ。水戸岡の車体デザインに内装は冷房付き転換クロス、自動ドアもあいまって電車並みの走行性・居住性を得ている。気動車の画期と言って良く、1992年ローレル賞。出張で乗ったがダラダラ走っていた筑豊本線から篠栗線に入ると文字通り豹変、「赤い快速」の名の通り直結段にガツンと接続してターボチャージャ吠え猛らせて疾走する。かほど男心をくすぐる「原動機」はそうそうあるまい。令和となり電化された筑豊筋からは退き、長崎地区や山岳地域に居を移したが健在。

【模型】模型はグリーンマックス。キットを主体とする同社からリリースされた完成品モデルとして初期(※)の製品で、下回りはトミックスのキハ58だったが、令和になり下回り・走行系も自社製にリニューアル。土日鉄道でも応じて買い換えている。ただしこのリニューアル品、コアレスモータ駆動でスムーズなのはいいのだが、起動電圧が低い(敏感)すぎてトミックス常点灯が効かない。仕方ないのでスイッチでセメント抵抗・回転ボリューム合わせて100Ωをぶち込める回路にしている。
(※1970年代にも一時期113系など完成品を発売していた時期があった)

【運用】実物はさておき、土日鉄道ではJR九州モードで博多エリアの水戸岡電車達と共演。爆速で走ってなんぼ。

【改造】常点灯実現のため、動力のシャフトを抜いて片台車駆動とし、Mなしの方は車内に鉛板を積んで重し兼・集電性能向上を図っている。


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