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400系

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【実車】1992年登場。「奥羽新幹線」構想(福島-山形ー新庄ー秋田)というのはあるのだが、それより手っ取り早い手段として取り入れられた「ミニ新幹線」の嚆矢。新幹線が在来線へ乗り入れるようなイメージだが、正式には「新幹線直行特急」といって、在来線車両を新幹線へ入れている扱いである。とはいえ山形新幹線の場合、板谷峠の勾配と急カーブが「在来線そのまま」で、この区間の速度が上げられず、令和の今となっては少々しんどい。トンネルでぶち抜いて200キロで走らせようという構想があるそうな。図体小さいがシステムは新幹線そのままと言うことで「速度出るんじゃね?」と高速試験に供され、345キロを記録している。これは直流モータを使った鉄道車両の世界最高記録だそうな。制御システムはサイリスタ位相制御。当初6両、好評で1両増結し7両。この形態は以後のE3系、E8系にも継承されている。東京ー福島間は「やまびこ」と併結運転をしているのはご存じの通り。E3系に後を託し引退済み。

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(これはE2とE3)

【模型】模型はトミックス。「新幹線」というのは本来全線立体交差の専用軌道を突っ走るものであって、それは模型であっても徹底されるべきである……という思想の元、土日鉄道は新幹線を入れてなかったのであるが、こいつなら踏切線路を走っても不自然ではないのでコレクションの一つとして導入した。量産最初ロットで6両だが、追って実物に合わせて429形を単品購入して増結している。なお、このシリーズは集電機構のバネ定数が絶妙で、旧集電だが走行抵抗が非常に少なく、そのまま走らせている。床下モールドたるいところが一部にあるのだが、顔つきが良いので「何着ても似合うイケメン」と同じ理屈で悪いところが目立たず得をしている。

【運用】土日鉄道の新幹線は見に来たお子様が10分後には口にする「新幹線はないの?」に対応するもので、定期運用は持たない。潤滑油の固化防止に出すくらい。スケール200キロくらいでゆったり目に走らせる。


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