Ｅ２系

【実車】１９９７年登場、翌９８年長野オリンピックに合わせた「長野行新幹線」（現・北陸新幹線）用としても知られる。東北・上越新幹線のパイオニア・２００系の後継でＶＶＶＦインバータ制御を採用、最高速度275キロ。ただし、ギア比を変えれば360キロまで出せるように設計されており、応じた速度記録（362キロ）を有する。E2のコピーであるあの国の高速鉄道が350キロで走れているのはこのためと言っても良い。長野向けは既に全車廃車。東北向け最終量産の1000番台も廃車が始まっており、終焉はそう遠くない。何度も乗ってるが「軽快さ」が身上。なお３人掛け座席は「少し寄りかかって倒れた位置」が標準なのだが、デフォのまま窮屈そうに乗っている人のなんと多いことよ。長野出身の父親が「昔（アプト時代）の感覚でビールと釜飯飲み食いしてたら食い終わる前に着いてしまう」とこぼしていたのを思い出す。

（１０００円！）

【模型】模型はトミックス。最初に発売されたロット。４００と連結してお子様への見世物としてちょうど良い、という名目で導入。ただし編成は長野スタイルの８両である。

【運用】土日鉄道の新幹線は見に来たお子様が10分後には口にする「新幹線はないの？」に対応するもので、定期運用は持たない。潤滑油の固化防止に出すくらい。スケール200キロくらいでゆったり目に走らせる。お子様も来なくなった現在４００と連結して運転することはない。

【改造】量産初期ロットなので台車を新集電に変更してある。

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