５００系

【実車】１９９７年、ＪＲ西日本が独自に設計した「世界最速」を目指した系列。新幹線は速くなくてはいけない、新幹線はかっこよくあらねばならない……そうした理想型を純化結晶させた誉れ高き車。ＶＶＶＦインバータ駆動全車電動車で最高速度３００キロを誇る。当時その速度域は日本では未踏で、福岡出張をわざわざ急行銀河→のぞみ５０１号として強引に乗りに行った。西明石を過ぎると微振動と共に再加速が始まり、地鳴りのように鉄路蹴立てて超速に達した興奮を記憶している。今はＮ７００が易々と出す。その後東京へ入るようになり、子供達のフォトジェニックとなったが、ＪＲ東海としては車内構造の違い等により、運用の統制が取れないことから、お気に召さなかったようで、Ｎ７００系の増備に伴い２０１０年には東海道の路線上から追い出された。ただし、「人気投票」をやると令和の今でも不動の１位である。何のことはない、ＪＲ東海が何を言おうとその辺は「カッコワルイ」のだ。

【模型】模型はトミックス。発売即購入。購入動機は「かっこいい」ただそんだけ。編成は実物ガン無視でセットと単品で８両に組んだだけ。実物で同じ編成に組んでも走れない。

【運用】土日鉄道の新幹線は見に来たお子様が10分後には口にする「新幹線はないの？」に対応するもので、定期運用は持たない。潤滑油の固化防止に出すくらい。お子様には爆速で大好評だったが、今はスケール200キロくらいでゆったり目に走らせる方が多い。

【改造】初期ロットなので新集電化、動力車もフライホイール付きに変更の上モータをM-13にしてある。

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