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キハ110系

K110.jpg

【実車】1990年登場。老朽化した国鉄型の置き換えで、それら国鉄形との連結等は考えずJR東日本がゼロから設計した。結果、エンジンは180ps→420ps。完全空調トイレ付きの快適な高速気動車に仕上がった。別掲JR九州キハ200とならび、「古くてのろい」ディーゼルカーのイメージを払拭し、画期となった。パワーウェイトレシオはキハ40の38t/220psに対して31t/420psとなり、比較するまでもない。八高線・寄居から電車並みの加速でダッシュし、折原への上り勾配を直結段のママでスタコラ上って行く登坂力には心底驚いた。越生の高校生が初めてこれに遭遇したらしく「え?乗っていいの?これ」と呟いたのが印象に残っている。そりゃまぁ古くてのろくて寒くて臭いキハ30から一気に空調付きセミクロスに代わったらねぇ。直結段にガツンと入る衝撃すらも好ましく高く評価している車両の一つだが、登場から30年余が経過した。

【模型】模型はKATOであるが、実はNゲージのキハ110はグリーンマックスが先に出た「塗装済みキット」という奴で、八高線沿線住民のたしなみで購入して組み立てたが、動力装置がアレなのとライト不点灯が時代に合わずKATOが発売してそちらにチェンジ。床下の造作などゴチャゴチャしていてよろしい。このほか同一コンセプトの小型系列キハ100をトミックスが製品化している。手抜き感はあるが。

【運用】110+112+111の3連に組んでいるが、土日鉄道は「八高線モード」は持たないので、常若に止まる短編成ローカルとか、常磐線モードで磐越東線イメージとして走らせるくらい。


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