ヘンシェル・ヴェーグマン [鉄道]
【実車】1936年ベルリン-ドレスデン間に運転開始した高速蒸機急行列車。すなわち、
・距離が短いので炭水車を連結しない
・「高速性」にお金を出せる裕福な客を相手にするので定員を少なくし、車両を小型化、短編成。
・流線型の採用
により、軽量化と空気抵抗を低減する設計とし、当時の技術で可能な範囲の高速化に努めた。結果、最高速度160km/hで両都市間をノンストップ100分で結んだ。この記録は2020年代の今も更新されていない。
・距離が短いので炭水車を連結しない
・「高速性」にお金を出せる裕福な客を相手にするので定員を少なくし、車両を小型化、短編成。
・流線型の採用
により、軽量化と空気抵抗を低減する設計とし、当時の技術で可能な範囲の高速化に努めた。結果、最高速度160km/hで両都市間をノンストップ100分で結んだ。この記録は2020年代の今も更新されていない。
機関車は専用の高速機関車61型(Baureihe 61)型が製造され、1日2往復の運転に従事した。しかし運転開始わずか3年後の1939年、ポーランド侵攻直前のタイミングで運行休止となり、2度と復旧することは無かった。この短命と革新的な構成から伝説的な扱いになっている。
【模型】模型はアーノルト。古い設計のまま21世紀になって再発売されたもので、客車はプレーン車軸で走行抵抗が高く、室内灯装着不能。連結はドローバー式。一方機関車は銅のペラ板を先輪と従輪にあてがい、半田付けされたエナメル線で機関車モータに通電という耐久性皆無の構造で、試運転一発目で集電板がベラベラになってまともに走らなくなった。お飾りに近いのかも知れない。
【運用】実車BR61が「1輌しかないので点検当の日は他の機関車で代走」という物言いにかこつけて、もっぱら01型や18型が引いている。また、客車はドローバーでは連結開放が面倒なので、ソケット構造が近似している鉄コレのアーノルドカプラーを押し込んである。欧州車の「昼行列車」として動輪ぶん回して走行。
2022-12-03 17:22
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