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電気機関車EH10形式 [鉄道]

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【実車】戦後、東海道本線の輸送量増加は著しく、列車の増発はムリという段階に達していた。残された輸送力増加対策は列車を長くすることなのだが、貨物列車においては関ヶ原の勾配がネックになっていた。そこで電気機関車のパワーアップが計画され、モータ付きの動輪を6軸から8軸とし、ED形を2両重連にしたような2車体永久連結式の大型電気機関車EH10形が1954年に登場した。基本的にはEF15形をEH形に拡張したような設計で、全長は電車1両よりも長い22.5m。主電動機出力はEF形当時標準の1900kWを大きく越える合計2600kWとなり、EF66が登場するまで最大を誇った。重いことから東海道・山陽オンリーの運用となり、黒い貨車を果てしなく連ねて黙々と東上西下し、生涯を過ごした。でかい図体から「マンモス」とも。途中、東海道本線の全線電化を見込んで高速特急列車を運転する計画に際しては、当代最強の機関車ということでギア比を変えて高速運転試験に供され「つばめ」を試験的に牽引したりもした。しかし重いのが高速で走るには線路の強度が低すぎるという結論になり、101系をベースに「電車特急」の方にゴーサインが出ることとなった。さてコイツをおいらは「武蔵野線」で黒貨車軍団引き連れて地鳴り立ててた記憶があって、応じて召喚したのであるが、運用の記録や写真とか検索しても見つからないんだよなぁ。東海道本線走っているのと記憶が混同してるのかなぁ。★武蔵野線は旧称「特甲」線でありEH10が入るのは問題ない。実際、もっと重いEH200やEH500が爆走している。

【模型】模型はKATO。昭和の頃から同社より模型化されていて、回転軸でつながれて同様に8軸駆動の強力機になっている。土日鉄道にいるのは21世紀になってフライホイール付きでリニューアルされたもの。超スロー運転が出来るので実に貨物列車向きである。

【運用】東海道・山陽・そして記憶を信じて武蔵野線モードで登場。黒貨車を長々と連ねて黙々と引く。


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