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電気機関車EF57形式 [鉄道]

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【実車】1940年鉄道省。日本の電気機関車はイギリス・アメリカからの輸入に始まり、日立・東芝・三菱電機等とタッグを組んで国産化。本機は東海道の特急・急行牽引用として開発された。2軸の先輪を設けて2C-C2配置。出力1650kW、最高速度95km/h。

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本機を特徴付ける前後にグッとせり出したパンタグラフは、冷却用通風器をたくさん設けたい、列車暖房用ボイラの煙突を避けたい、パンタグラフ同士の間隔は広く取りたい、といった要求から決まったもので、機能ごり押しの極めて野性的なスタイルに仕上がった。目的通り当時の電化区間である東京-沼津間で優等列車牽引を中心に活躍、戦後はEF58に追われる形で高崎に転じ上越線(このとき入れ替わりに東海道へ移ったのが別記青大将にされたEF58である)、さらに東北本線に移って上野-黒磯間の普通・急行牽引の任に当たった。昨今一つ覚えが集まる東大宮-蓮田や、金谷川-松川あたりで老骨にむち打ち走る本機を捉えたファイルも多いことだろう。昭和50年代に入ると老朽化が著しくなり、1978年で全車廃車された。7号機のみ宇都宮の公園で屋根を付けてもらって保存されている。

【模型】模型はKATO。昭和50年代から存在する製品だが2010年代になってフライホイール付きでリニューアル。土日鉄道にはどっちの仕様も存在し、昭和機も動くが、軽量な21世紀版でも客車10両引けるので、ほぼ、こちらを動かしている。写真もそれ。

【運用】主として「東海道線の普通客車列車」モードで運用。先輪付きなのでスピード出しすぎると脱線する。初心者向けの機関車ではない。


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