蒸気機関車C56形式 [鉄道]
【実車】1935年鉄道省。線路規格の低い簡易線向けに小型軽量、ただしそれなりの長距離運転できるようにと開発された。タンク機である「C12」にテンダーを持たせた形。ただし、バック状態で運転しやすいようにとテンダー(炭水車)の両脇はカットしてある。もっとも、逆進時の走行性は非常に悪く、脱線事故もあったとか。
ボイラー圧力14.0kg/cm2、軸配置1C(モーガル)、動輪径1400mm、定格出力505ps、最高速度75km/h。地方や山岳線区に投入されたが、特に小海線においては高原地帯を短い編成を引いて走る姿が愛らしいと評され「高原のポニー」と呼ばれたことも。令和の現在タイに供出され大井川鐵道にて復活した44号機がカマ替えの上運転中。梅小路に取り込まれ「SL北びわこ号」などで運用された160号機は、本線運転は終了したものの、引き続き梅小路=京都鉄道博物館にて保存運転とのこと。
【模型】模型はKATO。モータが小型化され、ほぼ日本型Nゲージスケールで作られた結果、実物同様にかわいらしくそして非力である。3両が目一杯でそしてちょうどいい。
【運用】常若に止まる短編成普通列車を持たせるが、この写真では「北びわこ号」をイメージして14系をぶら下げてある。
2021-12-11 22:42
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