２５５系

【実車】東京発房総特急は長く１８３系が担ってきたが経年。一方で高速道路・高規格道路の開通で観光輸送のライバルに観光バスが台頭してきた。そこで特急の刷新とてこ入れを狙って１９９３年に登場。愛称は「Boso View Express」メカ的には２５３系の車体＋２０９系のメカニズム、となり、VVVFインバータ制御で４M5Tの９連を組む。最高速度１３０キロ。客室は１８３系時代の使用状況をフィードバックし、向かい合わせ４人でも食事が取れるようにインアームテーブルを装備した簡易リクライニング付き回転クロス。ただ、てこ入れは「遅きに失した」感があり、距離１２０キロ弱を２時間かかる列車に乗るかという。５編成製造されたが、後はE257系500番台のモノクラス5連で対応。令和になり減便で彼らは東海道へ出て行き、こなた看板列車として残るが、ほぼ、空気輸送。言うて自分も「特急」として乗ったのは1回だけ。通勤ライナーでロザに乗って帰る、は何回かやったけど（通勤ライナーは自由席でグリーン券も取らないので、知ってる人はグリーン車に乗る）。乗り心地は近代的でスマートで好きだわ。

【模型】模型はKATO。千葉モードの充実。軽く作られているがサスペンション機構のせいか線路追従性は良く室内灯のちらつきも無い。ギア比が高いので高速運転するとフライホイールの風切り音が気持ちいい。

【運用】千葉モードで看板列車。

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