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三等緩急車ナハフ11形式

nahafu11.jpg

【実車】1957年登場。スイスの技術を取り入れた画期的な軽量客車シリーズ「10系」のうち、照明に蛍光灯を採用した緩急車。客車の形式名最初のカナ文字は重量を示すが、戦後最初に作られた43系の「スハ43」等ス級(37.5~42.5t)に対し、ナ級(27.5~32.5t)と大幅に軽量化された。窓の大型化など近代的で明るい出で立ちも手伝い、特急「かもめ」を筆頭に急行列車から使用開始され、全国で活躍した。しかし、極端な軽量化は耐久性を低下させたほか、樹脂を多用した内装は火災に弱く、山陽本線での火災、そして別掲オシ17を火元とする大惨事となった「北陸トンネル列車火災事故」などをきっかけに急速に廃車が進み、1970年代にはそのスハ43等よりも先に姿を消した。

【模型】模型はKATO。旧型客車主体の編成で10系は丁度良いアクセント。

【運用】固定していない。大抵、長距離急行の殿を飾る。


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