SSブログ

一般家庭に照明を [鉄道]

昭和の時代「Nゲージの建物に照明を入れる」というのは深刻な困難があった。

・根本的に建物がスケスケであり、遮光の必要がある

FZi-c9saUAI_A5r.jpg

(スケスケ)

・照明器具として「麦球」(要するに白熱電球)しかない
・麦球は電力消費・発熱とも大きく、応じた電源・発熱・寿命による交換対策が必要

……とても当時小学生の能力で対応できるシロモノじゃなかった。それが平成30年を挟んだ昨今、デバイス・価格ともこなれた上に容易に手に入るようになり、かなりハードルが低くなった。今回「試作」を行い、良好な結果を得たので紹介する。


①照明そのもの

FZjDYQJaMAA2f9K.jpg

言わずと知れたテープ状LEDである。電球色・白色ともあり、ネット通販で5m巻500~1000円。まぁ1巻買っておけば相当使える。なお自動車の演出用として販売されている12V用は、LED3つがワンセットくらいなので、1つずつ切れるUSB電源対応の者をチョイス。

②遮光

kenbill_4973028507249st.jpg

FZiGbXJaMAAXLmf.jpg


ガンダム用の黒系塗料でこの通り。

FZikIccaAAAIjFe.jpg

なおこれ建物はトミーテックの「ジオコレ」で、ガラス表現はただの透明系プラ板だが、壁モールドとの隙間が丁度良いようで、毛細管現象で格子に沿って塗料が回る。


FZiR7LUUYAAOxgs.jpg

通電してこの通り。比較用に1階の屋根は塗っていない。遮光効果がお分かりいただけると思う。

FZjJ-0EUYAEXRIa.jpg

遮光完全じゃないし、成型精度が悪いので、壁の隙間から光が漏れるのはご愛敬。でもこれで、とりあえず半日村は脱出できる。

で、量産、と行きたいのだが、塗って、配線して……案外手間。まぁ、ボチボチ。


nice!(0)  コメント(0) 

●当社の概要
●沿革
●路線案内
●在籍車輛紹介
●掲示板
●YouTube