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蒸気機関車C57形式 [鉄道]

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【実車】1937年鉄道省。C55の63号機として製造されていた機関車だが、改良点が多かったことから新形式に切り替えられた。戦後にかけて201両を製造。スリムなボイラーは視覚的バランスが良く、機関車としても扱いやすく、一般旅客用として重宝された。マスコミが紹介するときは「貴婦人」と愛称され……とよく言うが、そんな呼び方する鉄ヲタはいない。シゴナナはシゴナナだ。ボイラー圧力16kg/cm2、軸配置2C1(パシフィック)、動輪径1750mm、定格出力1040ps、最高速度100km/h。なお、他の形式もそうだが、SLの出力はあくまでも理論値、計算値であって、石炭の燃えが悪かったり、水温が低すぎる状態でボイラに供給された場合など、所用の能力が得られないこともままある。人の手で状態を見ながら追い込んで行く。令和の現在現役同然のまま「SLやまぐち」に抜擢された1号機、東日本に復古された180号機が動いているが、鉄道博物館の主で「最後の定期運転旅客列車」を引いた135号機も、火を入れれば復活可能と言われている。

【模型】NゲージのC57は昭和の終わりにトミックスから登場し、土日鉄道にも導入されたのであるが、程なくぶっ壊れた。テンダードライブ(金属製の炭水車に走行システム全部入り。要はここだけで走り、機関車本体は推されて走る)は、図体の小さい日本型SLでは無理があったようだ。本品は135号機を模した2010年代設計で面目を一新。4ゴムもあって模型としての牽引力はKATOのC59を上回るほど。

【運用】5~8連くらい引かせる。主に普通列車用だが、関西本線急行「大和」を模した仕業が華か。


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