二等寝台車オロネ10形式 [鉄道]
【実車】1959年登場。前年に登場した20系ブルートレイン用二等寝台車ナロネ21のほぼほぼスピンオフである。ただし、冷房用発電機を搭載するため重くなり、重量表示が「オ」になっている。定員28名。別掲マロネ40・41と共に夜行急行に連結され全国を走り回った。当初二等寝台として登場、翌1960年一等の廃止によって格上げにより一等となり、さらに1969年よりA寝台となっている。本形式は「特急用でないA寝台車」として最後に製造された車両として矜持を守っていたが、新幹線の延伸と伴う特急網の整備で寝台急行の廃止が進展、1983年、使命を全うした。
【模型】模型はKATO。10系客車の模型は昭和の頃よりグリーンマックスのキット、マイクロエース(旧)の完成品が存在したが、これは追ってKATOが単品で製品化したもの。
【運用】土日鉄道は昭和で時が止まっているので夜行急行が健在で、他のロネと組んで往年の「銀河」の他、九州夜行の華として多様な編成に組まれて運用中。
2022-11-13 16:14
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