第13回鉄道模型展@名古屋丸栄 [鉄道]
13回目か。平日なのでおっさんしかおらん。なお、ネットで広まっている以上の内容はないことをお断りしておく。
モデモは金魚鉢を上げておこう。重心低く、プロポーションも良くなった。日本は寡占業界への新規参入中々難しいが、ハセガワは路面電車を武器に良くやってると思う。後は「低速で安定した動力」っすな。
トミックスからはまず313-5000。地元電車であって、別掲227と共に、模型化したい意図は分かるんだが、何でKATOと真っ向勝負かな。模型としてはトミックスの平均水準。連結はアーノルド。
227。これは転落防止のアレの所為で見てくれ随分と損をしている。これも出来映えとしてはトミックスとして平均。お古ばっか回されてきた広島に直接投入の新車。アナタの線路でも末永く活躍を。
165系。何か変わったわけでは無い。ジャンパ栓が生えてるのもそのまんま。ただ「モハ165」こいつは実物がレアなので、買える時に買っておくと良い。←ステマか
合成樹脂枕木ポイント。フログ部の拡大と共に。まぁポイント部分だけ枕木木製って現物でも随分あるけどね。超近代化路線にはこっちの方が向くか。フログの造作に変化は無い。
築堤。高架橋悶々と接続するよりお手軽に高架化を。ってところか。但し中はガランドウなので走らせると響くと思われ。固定レイアウトで使おうとお考えの方は、フェルトを貼るとか防音の工夫を。
KATOはC50。記念品でピカピカの仕上がり。ディテールは一頃のHOなみ。でも本命はハチロクだろう。C51でもええんやで。
2等寝台車スハネ30。技術的にはスハ32系に属する。戦前にあった寝台化計画を戦後実行に移したもの。但し当時10系寝台車絶賛製造中で、内装も応じて10系仕様。ガーランドベンチレータの向こうに見えているが、長々繋がった扇風機カバーが特徴。
土日鉄道的本命。1等寝台車マロネ41。こいつを2両確保するべく「音戸」は基本を2セット発注した。
マロネとスハネ17を「銀河」用に召し上げ、余ったスハネ30×4両とナハネフ10はワンセットの2等寝台、マニ60は台車履き替えて荷物列車へそれぞれ転用。TR40Dの造作はご覧の通り。KATO標準のあっさり目の出来映え。 「旧客」だが「戦後設計」なのでゴツゴツ感はなくてよい。
KATOその他。155系この角度だと「ふーん」だが、正面から見ると何だかなぁ。
マイクロエース。焼き直しというか、ネタ切れ感パネェ(後世の人よ2010年代この語がムダに流行ったのだ)。ここは万事のっぺりで、本物ものっぺりな新型電車ははずまずだが、ゴツイ国鉄形はダメ。また、正面から見る分にはイイが、斜めから造作を眺めるととたんに馬脚を現す。しかし「あずさ」のこの色既にKATOとトミックスから出ているわけで、欲しい人はどっちか持っとんちゃうけ。
GM。動力にフォーカスしてみよう。色々とコメントに困る動力装置だったGMだが、ついに覚醒?コアレスにでかいフラホ抱かせて出てきた(コアレスはフラホ抱かせないと反応が良すぎる)。フラホは百難を隠す。ピボット集電にオールエンプラ製のスパーギアと摺動摩擦削減の努力があちこち。アピールにあるように既存互換を備えたいらしい(要は買い換えてくれ)。スローで211を走らせていたが、これだけ見る分にはトミックスを抜いた。ちゅーか前の記事に書いたが、トミックスの今のモータはひどい(窓口問い合わせ済み)。
車両は新型として653上げておく。この人60Hz区間も走れるが、糸魚川以南へ入る事は果たしてあるのだろうか。。。
●まとめ
ネットでバッと拡散するのでこの手のイベント新鮮味は無くなった。ただ、自分の目で3次元にじろじろ見られるというのは大きい。で、その点でマイクロエースは考え直すタイミングなのではないか。台車なんかロウレリーフ。これでは実際手に届いてガッカリという状況に陥る。
動力。トミックスにケンカ売ってる真っ最中だが、実際問題あんな簡易で安直な構造じゃダメだろう。コアレスモータも当初はコイルの製造に難があったが、プリント基板にコイル巻き線構造を作り込む、という技術(それ自体は新規では無い。高かっただけ)によって、量産性・性能とも安定して作れるようになってきた。5000円の動力車で毎年1500円のモータ交換するよりは、7000円でしっかりしたもの作って欲しい。
小型化技術が趣味商品まで降ってきてイノベーションの時代。乗り遅れるなかれ。
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